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センター主催の市民講座

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日本の科学水準の向上

昨日、12月11日の朝日新聞の「科学」の記事に「日本の研究水準落ちた?米アナリストに聞く」というものがあった。Thomson Scientific (あのISI)のDavid Pendleburyが日本の科学論文事情についていろいろ紹介してくれた。1970年から2000年まで論文の数が増えたようです。現在は7万から8万本の横ばいらしい。全世界の7%だって。質を引用回数で評価したばあい、質は上がったが、まだ世界に平均ぐらいの水準です。大体日本の0.71%の論文は世界トップ1%にはいっているようです。では、他国とくらべると、中国は0.65%,USAは1.85%, UKは1.65%,GBRは1.36%という結果だって。

上海市内のExcursion

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第7回ECS 学生の口頭発表

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今の時代を生き残れる院生には共通のスキルがある。それは、英語での口頭発表。参加した学生はみんな頑張ったとおもう。正直にいうと、目立った人はいなかったが、9割の学生の英語をききとることができた。 センターで、F川くんの口頭発表の練習につきあったことがある。彼の練習の成果が見れてよかった。初めはテキストや論文から引っ張り出したような言葉を使ってて、分かりにくくて、不自然だった。本番はもっと話言葉をつかって、丁寧に説明したのでとてもよかったと思った。ところが、身内からのちょっといじわるな質問があったため、質疑応答はつまづいたようだ。やれやれ。

第7回ECSシンポ とある発表

様々なトークのなか、とても面白そうな口頭発表があった。東シナ海の生態系モデルに関する内容で、結構期待していた。 イントロなどは面白くて、やろうとしていることは大体わかった。ところが、方法につて、こんな発言「there is a software bug」!? そのまま、発表をつづけ、採集てきには、キーストーンスピーシーズ(keystone species)はウミガメとウミトリだそうです。はっ?モデルの結果なのでね、パソコンが出力してくれる結果ってすべてでしょ。仕方がない。 もちろん、センターの有名人をはじめ、僕も質問してみました。 これ以上かくとまずいので、あとは想像にまかせます。 あの期待はなんだったんだ。全く、残念だ。

上海バンケット

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上海で行った第7回ECSバンケットも学食でやった。挨拶の言葉はSOUの学長からです。その向かいにいるのは、センターの有名人。 バンケットはもちろん中国料理。ビールはTsingtaoのドラフトビールだったが、常温でした。もっと冷やせばいいのにね。カメラを持っている方のよこに、副学長もいます。副学長はすべてのテーブルをもわって乾杯をしてくれました。台北で飲んだ紹興酒よりくせのあるものだったので、飲みずらかったです。さらに、長大のA教授やセンターの有名人も「飲もうよ!飲もうよ!」というコールで、あと何杯のんだかな?記憶にありません。二次会は、学食の3階にあるカラオケ・ディスコ。僕は、眠くて先にホテルへ帰りました。

上海 ポスター発表

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普段はこのような写真をアップしないが、許可がとれたので。センター所属の院生のポスター発表です。 相変わらず、ポスターの質はとても多様だった。「What the F?」から「Amazing」。せっかくはるならもっとできのいいものをはろうよ。まったく。ちなみに、Iさんのポスターは面白かったが(phytoestrogenについて)XさんとLさんのブリのヤケ肉についての発表が一番印象にのこった。まったく違う分野ので、普段ならあまり興味のない内容ですが、あんなに熱意に説明してもらったのは初めてだ。しかも、わかりやすい。自分もこの様に分かりやすい発表をするようにしないといけないなと思わせられた。

上海 Day 2

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2日目からECSシンポが開会。写真はKEYNOTEの始まる前の挨拶。左からはSOU、長大、SOU副学長、チェジュ、流大。SpeakerはSOU水産生命学科(?)の学部長。左下はセンターの有名人。 午前中は先生らの口頭発表。昼食のあとはポスター発表で、そのあと口頭発表。私もしゃべりました。久しぶりに様々な分野の話がきけたので、結構面白かった。とくに、流大のF先生のDiuronの話が印象にのこりました。ちなみに、僕の発表はTT中間発表より安定して落ち着いてできたとおもう。仲間からは、発表について評価してもらったが内容はあまり分からなかったみたい。ということは、いみないじゃん。Oさんに、「先生格好良かったよ」といわれたが、内容は全く分からないともいわれた。ま、彼女は化学の院生なので、しかたがないのかな。

第7回ECSシンポジウム上海海洋大学

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12月3日から6日は上海。長大からは教職員、事務職員、と学生・院生の合計30人程度が参加した。福岡国際空港からでて、2時間いないに到着。さらに2時間位、SOUのバスにのって大学へ。写真は大学の正門からみえる風景です。山のない平坦地にある大学はひろい!去年できたらばかりの新しいキャンパスなので、まだまだ工事中。 学食で、夕食をとってからさまざまなハペニングの連鎖がはじまる。最初予定していた学生の宿泊はその日に変更され、全員近くのホテルへ。ところが、部屋の予約は招待され先生4人分だけ。琉大、チェジュ大、と長大の招待なしのものは部屋さがし。2時間以降かかった。ホテルのスタッフもいきなり大勢な客がきてビックリしただろう。長大の中国人留学生(とくに、Yさん、OさんとXさん)のおかげで、なんとか全員に部屋が見つかりました。もちろん僕は"F-ing irritated"でした。 しかも、僕の場合、AMEXしかなかったので、CCでのデポジットをとってもらうだけで30分。最初は、このカードは受けとりませんといわれたが、そんなことありえないとおもい、いろいろうるさくいうと、結局AMEXでデポジットがとれました。なにが、「うけとりません」かよ。 初日は大変。あすもいろいろ。

光合成関連の単語

昨日の講義で紹介した英語です。 ATP(adenoshin triphosphate) アデノシン三リン酸 ADP(adenosine diphosphate) アデノシン二リン酸 NADP(nicotinamide adenine dinucleotide phosphate) ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸 NADP+ 酸化型NADP NADPH 還元型NADP chloroplast 葉緑体 chromoplast 有色体 leucoplast 白色体 amyloplast 澱粉体 thylakoid チラコイド frequency 振動数 wavelength 波長 quantum 光量子 photosystem I 光化学系I photosystem II 光化学系II photochemical reaction 光化学反応 cytochrome b6/f シトクロムb6/f複合体 plastiquinone プラストキノン ferredoxin フェレドキシン ferredoxin NADP reductase フェレドキシンNADPレダクターゼ reaction center 反応中心 antenna pigments アンテナ色素 pheophytin フェオフィチン quinone キノン tyrosine チロシン iron-sulfur complex 鉄-硫黄複合体 ATP synthase ATP合成酵素 plastid 色素体 plastoglobule プラストブロビエール lipid globule 脂質小粒 plastidial DNA 色素体DNA Z-scheme Z機構 lumen ルーメン stroma ストロマ grana グラナ ribosome リボソーム lamella ラメラ fluorescence 蛍光 diatom 珪藻 dinoflagellate 渦鞭毛藻 green algae 緑藻 brown algae 褐藻 red algae 紅藻 chlorophyll クロロフィル carotenoid カロテノイド phycobiliprotein フィコビリンタンパク質 oxygen evolving complex 酸素発生複合体

植物学II

昨日、K野先生のかわりに植物学IIの講義をした。いままでは、パワーポイントを使っていたが、今度は黒板だけにした。もちろん、ABCしかかけません。これが不安で、学生はついていけるのかなと思ったが、ついていける学生とちょっと大変だったかもしれない学生がいた。印象としてはうまくいったんではないかと思う。どうかな。 講義の内容は光合成。とくに、葉緑体の構造やチラコイドの形態。さらに、Z機構やチラコイド膜の光化学反応の回路も紹介した。 学生は僕のたどたどしい日本語をききながら、ABCでノートをとっていました。よく考えてみると、さすが日本人だと思った。 たとえば、アメリカの大学で、英語でしゃべりながら黒板に漢字を書いてたらだれもついていけないと思うよ。まず、漢字をノートにうつせる学生はいないだろう。 ちなみに、昨日ある学生が、「先生このことばのつづりはまちがっていませんか」といわれた。確かにまちがっていました。 日本語もできない。 英語もできない。 どうしよう。

大学院生

最近 KU の後輩のやる気のなさに、あきれた。 私費 留学生として博士過程であるのに、藻類のシーズンを2年連続外しているし、データもない。全く危機感のないヤツだ。学費はもったいないと思いませんか?何度もこちらから「いろいろ教えるから」といったって、連絡・返事をしないっということは、一人でできる天才だということでしょう。 大学院生の皆さん、せっかくいいお金を払っているので、それなりの努力と成果を出しましょう。大学院は学部の延長だけじゃない。「就職に失敗した」っていうのは言い訳だ。別に大学院生という道だけではない。国外にでて、世の中っていったいどういうものかを自分の目で確かめたらどうだ。介護の仕事をして、人間を助けることでもしたら?視野を広げれば、行き先はある。 僕だって、もともとは工学部の人間だったが、今は藻類の研究をしている。しかも、電子工学から土木へ3年生のときに変えた。さらに、修士過程のテーマは微細藻類を対象にしていたが、博士過程の場合は大型藻類に移りました。 自己責任がとれるなら、辞めたり、変えたりしてもいいんじゃない? 進んでいく社会との付き合いは柔軟性が大事です。 やる気があるなら、何でもできる。 様々な意見の上、ちょっと訂正しました。(09/11/30)

インフルエンザ

タイトルみてビックリした?体が痛い、体温も高い。診療所にいって、検査してもらった。 陰性だった。 疲労かも。ストレスかも。 わからないがとりあえず、眠る。

里海シンポジウム

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T田先生の発表。30年間をたって、鹿児島や熊本では亜熱帯性の海藻が増えている。さらに、テーブル珊瑚も出現している。

里海シンポジウム

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Blue Carbonとは?

Cape Town, South Africa で DIVERSITAS Open Science Conferenceが10月13から16日にかけて、開かれていた。そこで、FAOやUNESCO等が共同で行ったリポート「 The Blue Carbon 」が発表された。 そのリポートを読むと、「Blue Carbon」という言葉が一番のキーワードだった。 光合成過程について二酸化炭素が吸収されることは「Green Carbon」といいます。そのうちの55%は海洋生物がしめるらしい。これが「Blue Carbon」です。 ということで、リポートの内容をちゃんと理解ができていたら、このように解釈ができるともう。 東シナ海のような大陸棚海域や周辺の河口域は毎年126.2 Tg C / hectacreを吸収している(Tgは10 12 gです)。沿岸域における植生地の場合は最で毎年329 Tg C / hectare といわれている。なんと、アマゾン熱帯雨林のやく9倍です。東シナ海の生産性は世界1になるぐらいの規模だと思うのだが、CO 2 固定にどのぐらい貢献しているのだろう。 ほら、海藻って重要でしょだ。将来の課題ですね。 この図を参考に: http://maps.grida.no/go/graphic/blue-carbon-sink

アメリカの大学の学費トップ100(2009年度)

CampusGrott - Colleges with the highest total cost 2009 to 2010 2009年度の学費ランキングトップ100が公表されました。 Sarah Lawrence College という私立大学が1位。年間の学費は$54,410、$1=90円としたら、年間490万円。 John Hopkinsは6位で$51,190(461万円)。 Cornellは32位で$50,114(451万円)。 Stanfordは70位で$48,843(440万円)。 Brownは81位で$48,328(435万円)。 Yaleは89位で$47,500(428万円)。 僕が卒業した ハワイ大学 の2010年度の学費は年間$7,584(68万円)です。卒業した当時の学費はたった$3,312(30万円)にくらべ、2倍になっている。 それらにくらべて、 東京大学の学費 は安い!平成11年度以降の入学者は年間54万円だけです。Sarah Lawrence Collegeのやく11%。 Sarah Lawrence Collegeのことをはじめたしったため、ちょっと調べてみると1968年までは女子大だったらしい。日本でいうと文系の大学です。ちなみに、男子より女子の方がおおく、1:3の割合らしい。ある レビュー によると、SLCの男子は”Too much poetry, not enough testosterone”だそうです。

一週間ぶりだ

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先週木曜日から品切れだったゼロ。業者は毎日確認するか、自動販売機をネットにつなげて、本部から確認できるようにするべきだ。 まったく。 今日は赤いシャツだ。

第7回水産科学フェア

昨日の水産科学フェアは前年度より参加者が多いと感じた。学会用のポスターの説明や研究内容の紹介と魚の解剖を中心に、学生が一生懸命頑張ってくれました。個人的には、魚の解剖はサメの解剖と名づけた方が正しいと思うけどね。 そして、13:30のサイエンスカフェはKべ先生のヒラメの話。ベトナムから着ているT先生のよこにすわって、大村湾に生育するヒラメの話の通訳をした。分かりやすい説明のおかげで、訳しやすくてT先生も楽しめたそうです。さらに、U岡くんがヒラメに対してとてもいい質問をしたことに、「さすがだな」とおもった。 ところが後から聞くと、I松先生のヤラセだった。

第3回TTシンポ

昨日第3回のTTシンポで、仕事の内容と一番おもしろかったはずの結果を紹介した。ども、なぜか緊張して全くいい説明にならず、折角のいいチャンスをだいなしにしちゃった。 ま、スライドにいれた写真をみて、「楽しそうな研究をしているね」とか「わかりやすかったよ」のようなやさしい一言があったのであまり落ち込まないようにするつもりです。 そして、T山先生の学生らも出席していて、ビックリしました。遠くはなれた分野なのにね。 エライ!

ドングリ

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リスになった気分。

噴火

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最近南火口から噴火しているらしい。 -greg

桜島

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第7回ながさき水産科学フェア

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2009年10月18日(日曜日) 9:30〜15:00 イベント:魚や貝のタッチプール、魚の解剖体験、魚の展示など サイエンスカフェ: 11:30 「大型クラゲの大量出現/2009」 12:30 「誕生!いろんな魚の赤ちゃんたち」 13:30 「魚の視点で海の環境をの眺めてみると」 View Larger Map

TTシンポジウムのお知らせ

10月14日(水)に第3回TT研究発表会があります。興味があればぜひ参加してください。 午後の4時半からスタート 場所は「総合教育研究棟108講義室」 発表者は僕とU澤先生。 多分、僕は英語でやるよ。

あっ!ZEROが…

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A木さんと一緒にセンターから離れる500mlのゼロ。 もう終わりだ。

肥満大国?

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今朝,このような図を見つけました。 (see Calorie Lab) 肥満は英語で"obesity"といいます。BMI(体重/身長 2 )が30以上の人は肥満だそうです。アメリカでは最も肥満(19.3%)の少ない州はColorado州だった。最も高いのはMississippi(32.6%)。ハワイは下から2番目、21.7%の人が肥満です。ま、このような結果はあまり驚きもしませんが、恐ろしいのは前年度の肥満%より1%増えたことです。"Wow, oh my god"じゃないか。 ちなみに、軽肥満(BMI>25)の人もいれると、Mississippi州の人口の68.1%との統計です。ハワイは56.8%, Coloradoは55.7%です。 食べ過ぎじゃん。 栄養豊富大国ですね。

いなさやまの夜景

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魚類生殖生理シンポジウム後の交流会に参加してきました。相変わらず、I松先生はワインを美味しそうにたくさん飲んでいました。

A木さんの送別会

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やれやれ、また「できる人」がどっかに行きますね。昨夜「万来」っという中華料理店でA木さんの送別会をしました。先週の今日、突然A木さんが研究室にやってきて、「センターにいるのは月末までです」。 みんなどっか行くんだね。

忙しい一日

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波とはどのような関係?

前日、鹿児島にいったときT田先生から長島のフローラのデータを受けとりました。いまから、さらにデータ処理をするところですが、今週かけてやっとGISの使いかたができた。もちろん、すべて「R」で処理しています。 赤い○が大きいほど海藻の種数が高いところです(クリックしたら拡大されます)。やっぱり、波浪の低いと想定できる場所こそ種数が多いですね。これから、波浪のデータとの相関などを知れべていきたいとおもっています。 9月14日:申し訳ありませんが、図を撤回しました。

Mental Health - A型だってさ

先月、毎年行われる健康診断があった。結果はまだ知らないが、今年からはメンタルヘルスのアンケートがありました。もちろん、素直にこたえましたが、一体なんのために?やっぱり、頭のおかしいヤツを探し出す必要があるとか。 ま、とにかくアンケートには思ったとうるいに、2種類のテストがあった。 テスト1はうつ病の診断で、16点以上の場合うつ病になる可能性あるらしい。健康な男性は10点女性は8点だってさ。2点の差について、理由は分からないが、私は0点。平均邪無いから、きっとヤバイ! テスト2は行動パターンを調べるためのテスト。行動パターンってなに?17点以上はの人はA型行動パターンだって。 A型行動パターンの人は時間切迫感、熱中性、自身、几帳面、怒りやすさや攻撃性などなどに特徴づけられる行動様式だって。過剰に活動・労働したりするんだって。健康な男性は16点女性は12点。私は17点。 ちなみに、ネットでしらべた結果、A型パターンの人は: > 競争心が高い (そのとうり!) > セカセカしている (時間って大事な資源!) > 食べるスピードが早い (早い早い) > たくさん仕事があると自慢する (そうかな?) > 何もしないで、リラックスすることはできない (あ、これこそ僕だ!) じゃ、B型行動パターンという人は?A型と正反対?だろうな。やっぱ。 A型でよかった。 A型行動パターン万歳!

「R」の魅力

みなさん、「 R 」を頑張って使っていますか? 今朝、Stanford Universityの 先生のブログ の記事を読んでいて、「 R 」の魅力についてかかれてた。 簡単に和訳すると: 1)過半数の統計学の研究者が使っている。 2)Windows,Mac,LinuxのすべてのOSで使える。 3)オンラインのヘルプやメーリングリスなど数々ある。ちなみに、 "Modern Applied Statisitcs in S; Venables & Ripley"という優れたテキストは R 言語を使っている。( R は S という言語の方言です) 4) R で作った図はもっとも綺麗。参考はこちら: www.r-project.org 5)操作はメニューを使わないので、いったん難しいそうにみえるが、統計学の勉強にとてもいい方法だとおもう。 6)統計処理はもちろん、プログラミングもできます。また、「 C 」や「 Fortran 」も「 R 」と一緒につかえる。 7)オンラインでダウンロードができるので、どこからでもつかえる。 最近RExcelというadd-inもあるらしい。

Impact factor and the eigenfactor

近年、科学者を評価するために「 Impact Factor 」を使われている。「Impact Factor」(略して、IF)は学術雑誌を評価するものであり、値が高いほど科学への影響度が高いと考えられている。 学術雑誌の評価につかうためのものです。 ところが、科学者の「science」の評価のできない事務員や一部の無知な学者はどうしても、本来雑誌の評価のための値を科学者自身の評価に利用している。何故かというと、トップレベルのScienceやNatureと言う雑誌のIFはもっとも高いからです。Scienceは28.103、Natureは31.434. もちろん、レベルの高い雑誌に出せば引用する確率も高くなり、世の中の科学に貢献しているとも考えられるが、ScienceやNatureにのせても、まったく引用されない論文もある。もちろん、不正科学論文などもある。 IFをもとにした科学者の評価は止めるべきだ。もっといい方法がある。例えばJ.E. Hirschの「 h-index 」。 ちなみに、学術雑誌の評価はIFよりも、 「Eigenfactor」 をおすすめします。「Eigenfactor」を求めるには高度な統計学知識が必要です。ここでの説明は止めておきますが、リンクはこちら:。とにかく、「Eigenfactor」は論文間の引用などを細かく評価してくれるので、より公平なシステムではないかとおもう。ちなみに、ScienceとNatureの「Eigenfactor」はそれぞれ、1.58344と1.76407. ちなみに、ScienceとNatureにはまだ投稿したことのもないものです。h-indexは現在(2009/08/30)2です。

2009選挙

LDP負けたね。 選挙権はないので、参加できなかったが結果に大変興味がありました。2008年のアメリカの選挙とにたような結果になるだろうと思っていたが、想像するようなRevolutionではないんじゃないかな。LDP、DPJ呼び名だけが違うじゃん。 日本にいて、何度も選挙をみてきましたが、選挙システムの一番不思議なところは比例代表制だね。せっかく相手をたおしたのに、なんで復活されるんだろう?負けてもいいじゃん。 今後はどうなるかが分からないが、来年の選挙のために一生懸命結果をだすつもりでしょうね。 オバマだって、対したことないさ。

2002 ~ 2009 環東シナ海のSST

ちょっと遊びでつくってみました。 環東シナ海の海面水温(SST)の動画です。8日間のSSTデータの平均をとっています。赤いところは陸か雲です。 2002年から2009年のものです。

実習中のゼミ

昨日、センターでゼミをしました。学生が玄関の前に、スクリーンとプロジェクターをよういしてくれました。まず、I松研が研究内容の紹介をしたあと、僕の出番。今年は写真で勝負をしてみたが、反応はよくわからない。3年生は以前から僕の話を聞いているのでね。藻類に興味をもってくるれのかな? 昨夜はこの地区の花火大会だった。8時半から始まるはずがややはやめにスタート。なんと、Kべ先生の研究紹介と同時に始まった。格好よかったな背景に花火。でも発表中にもパンパンしていたので、ちょっと聞きづらかった。 14番目のスライドがとくにおもしろかった。

Published!

論文がでました。 Nishihara and Ackerman. 2009. "Diffusive boundary layers do not limit the photosynthesis of the aquatic macrophyte Vallisneria americana at moderate flows and saturating light levels." Limnology and Oceanography 54: 1874-1882. [Link to abstract] PDFはこちら: http://aslo.org/lo/pdf/vol_54/issue_6/1874.pdf 流速が6.6 cm/sと0.5 cm/sのときに、酸素濃度境界層の形の変化を調べました。なぜならば、従来の生物に対する物質輸送の研究は物理的な要因でけモデルに反映している。ところが、我々の研究によると生物学的及び化学的な過程も重要であると明かにした。興味があれば、ぜひ読んで見てください。

IPCはハワイよりよかったな

やっと家にかえれる。IPCの収穫は今まで一番大きい。意外とポスターに人が集まったな。いつも寂しいおもいをしてたからね。 そして、ニュージーランドのHurd先生て顔見知りになった。彼女の論文を全部読んだので嬉しいですね。話しやすい人でよかった。 そして、なによりも、新しいネタをたくさんおもいついたので、来年は忙しいそう。早く学生・院生かポスドクが来てくれないかな〜。 流れと藻類の研究の新しい分野をつくるぞ!

IPC2013

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IPC10はOrlando,Florida。

IPC2009 Banquet

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会場があふれたので、日本人参加者はべつ会場に。メイン会場とは、テレビカメラでつながっていた。 なぜか中華料理。

科学博物館の展示

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今日は休憩

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今日はMid-congress tourなのでほとんどの参加者は鎌倉や富士山へいっているとおもいます。僕は国立科学博物館の系統広場へ。藻類の展示が素晴らしい!

IPC2009

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日曜日から毎日藻類の話で頭がいっぱい。幸せだ。ハワイの大会よりはるかに高いレベル。 自分のポスター発表は意外と好評だったが相変わらず「物理って難しいね」っといわれた。。

gmailを仕事先のサーバから送信するように

GMAILを総合メールソフトとして使っています。プライベートと仕事のすべてのメールをGMAILから管理しています。メリットは非常にたかい。 1)GMAILのSPAMフィルターは#1ですね。 2)どこからでもメールがみれる。ちなみに、KDDIの携帯電話からでもみれます。 3)メールの検索もとてもやりやすい。 ところが、メールの送信は必ずgmailのサーバ軽油でした。メールの詳細の表示をクリックすると送信元はgmail.comとなっていた。送信元のメールアドと違っていたので、時々宛先のSPAMフィルターにかかることもあったが・・ 今日からは仕事先のSMTPサーバを使えるようになりました。Woohoo!ということは、送信元もsmtp.shigotosaki-ac.jpになる。いいですね。 方法はこちら: 1)設定をクリック。 2)アカウントをクリック。 3)メールアカウントの情報を編集をクリック。 4)メールアドレスを編集というウインドーがひらきます。そこの次のステップのボタンをクリック。 5)そして、必要な情報を記入して、変更を保存します。 これで、OK. もとの設定方法を参考に: Send mail from another address without "on behalf of"

ホノルルから帰ってきました

2週間ぶりの更新です。7月8日から23日まで、ホノルルにいました。今年のPlant Biology 2009はハワイのHonolulu Convention Centerで行われました。久しぶりにハワイ大学へいって、Department of Botanyでポスドックをしている先輩にもあえました。発表もうまくいきましたが、どちらかというと分類や遺伝子の話が多かったので、ちょっとつまらなかった。でも、今年は藻類バイオテクノロジーについての発表も多少あったため、いろんなアイディアをもらったと感じた。 今日はさっさと助成金の申請書を提出しなきゃ。 -

7月と8月は忙しい

夏になって本当に忙しくなった。7月はT山先生らと長崎丸にのり、沖縄へ。10日間かけて、海草と藻類の調査をしてきた。とても面白いデータがとれてとても満足している。長崎に戻ってちょっと休んだあと、つぎは鹿大の練習船「南星丸」にのり、T田研と馬毛島の南側にはいている深所性の海藻をドレッジで採取しROVで観察した。そして、学生に光合成活性の実験についてのアドバイスや手伝いまでやった。サンプルをとってすぐに実験するK森さんに感心した。 今日やっと、長崎でおとなしくできると思ったら二日後にはハワイへ。 さすがに早くポスターを作らないとまずいね。

藻類 Photo studio

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鹿大のT田先生がアラメの写真をとっています。

ROVを使って海底の観察

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調査終了次は実験

今日で馬毛島おきの藻類調査は終了。ドレッジの間に学生らの光合成活性データをみて、アドバイスをした。明日かえったら二日後にはハワイへ。まだ大会用ポスターはできていないのに。 あぁ 大変だ!

みたこともない藻類

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条件がよければ、いろいろあるんだね。

深所生の藻類

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水深50mのものです。

馬毛島

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種子島の北にあります。

さた岬

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あらし

天気が悪いため今日は山川港で待機。明日いかないと調査は空振りになる。

馬毛島へ

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深所生の海藻を採取に。

北海道沖の植物プランクトンブルーム

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NASAのAqua衛星が5月21日にとられた写真です 。褐色の部分は微細藻類そしてライトブルーの部分はセデゥメントだと思われています。やはり、一番おもしろい特徴は黒潮と親潮がぶつかると渦ができることですね。

感動的な光景

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センターに戻ったらふえていた!

三重沖

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やっと帰ってきた。相変わらず長崎は寒い。 来年のテーマをきめてから、また西表島と石垣島でいい仕事したいね。 K原先生やSくら先生などのおかげで、さらに研究が発展しそうです。

カイメン

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500mでとったカイメン。

今年の那覇・西表島・石垣島調査は無事に終了

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来年の調査が楽しみだ。

見ていますよ

つかれたから生物の採取をしないわりに夕べは深夜までにぎやかだった。なにしにきたの?T山先生は大変だ。

なんで?

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石垣島の仕事を一段落。よるは学生とべつ行動。はらいっぱい食べて飲んで、なぜかA&Wに。みんなよく食べるね。

川平湾がんばりました。

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川平湾は相変わらず珊瑚礁の綺麗な場所。今回海草組はウミガメがみれたのでテンションたかい。

川平湾のそばや

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2009年西表島調査終了

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今年はいい仕事ができたとおもいます。手伝ってくれたT野さん、H川くん、AさんとK田さん、誠にありがとうございます。 次は石垣島へ!

ウミショウブ

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今回西表島ではすこぶる西表島でウミショウブと物理的な環境の関係を調べようと思って調査しました。100mのライン調査を三回も。5mごとに泥のせんだん強度、ウミショウブのひっぱり強度、数と長さをはかりした。 また、CTDと自分のデータロガーを使って水質のデータも取りました。データ解析が楽しみだ!

標本作り

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桑野研のAさんはライン調査がおわると海藻を採取しました。長崎丸に戻り、夕食後は標本作り。はじめて現場でカサノリをみて喜んでいました。

ウミショウブ

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ウミショウブのはな

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潮がひくまでフリー

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ゼロ

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No ウツボ