Blue Carbonとは?

Cape Town, South AfricaDIVERSITAS Open Science Conferenceが10月13から16日にかけて、開かれていた。そこで、FAOやUNESCO等が共同で行ったリポート「The Blue Carbon」が発表された。

そのリポートを読むと、「Blue Carbon」という言葉が一番のキーワードだった。

光合成過程について二酸化炭素が吸収されることは「Green Carbon」といいます。そのうちの55%は海洋生物がしめるらしい。これが「Blue Carbon」です。

ということで、リポートの内容をちゃんと理解ができていたら、このように解釈ができるともう。

東シナ海のような大陸棚海域や周辺の河口域は毎年126.2 Tg C / hectacreを吸収している(Tgは1012gです)。沿岸域における植生地の場合は最で毎年329 Tg C / hectare といわれている。なんと、アマゾン熱帯雨林のやく9倍です。東シナ海の生産性は世界1になるぐらいの規模だと思うのだが、CO2固定にどのぐらい貢献しているのだろう。

ほら、海藻って重要でしょだ。将来の課題ですね。

この図を参考に:http://maps.grida.no/go/graphic/blue-carbon-sink

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