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4月, 2012の投稿を表示しています

鹿児島大学の後輩に偶然あいました

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先月松の春休みに、佐世保市にある海きらら水族館にいきました。まったくの偶然だったが、そこで鹿児島大学の後輩にばったりあいました。N島くんは、鹿大の寺田先生の学生でした。 今回、かれは一生懸命大水槽の餌やりのようすを説明していました。

小牧台近辺の小川にはシラウオ

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国民宿舎小牧台の近くに小川が流れていて、地元のおじいさんがシラウオの漁をしていた。バスケットの用な鉄網を下流に向けて、設置することだけで漁ができるだそうです。シラウオは産卵のため、川をのぼっていくので、この時期にしかできない漁だそうです。 このかごにたくさんのシラウオがいました。

七尾湾調査:藻場班

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今回の七尾湾調査は3つの班に分かれて行っています。藻場・河川・海洋です。 藻場班と河川はそれぞれの目的地にいって、作業しました。K村くんと私は金沢県のと海洋ふれあいセンターや地元のNPOの みなさん 等といっしょに七尾湾西湾のアマモ場調査をした。去年、来たときはちょうど種が拡散された後だったが、今年は花が咲く前に調査ができた。地元の研究グループは藻場の生態調査したが、うちらは生産量観測した。善端水産(ゼンバナ)が船をだしてくれました。 先週、酸素メーターが水没したので、今回は河邉先生のアドバイスにより、メーターを二重のポリバッグにいれた。 火曜日から木曜日まで、機材を設置しデータを記録しています。この日は順調に作業ができたので、正午すぎに終了した。

また能登半島にきました

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今年度も七尾湾の調査が入っています。金沢大学の長尾先生のグループと地元の団体と七尾湾のアマモ場・環境調査を行います。 僕とK村くんは能登空港からバスや列車にのって、国民宿舎おまき台へ。 長崎と違って、ここはまだ桜が咲いています。 火曜日から金曜日までは七尾湾の調査だ。

野母崎沖の調査

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昨日のポストと前後しますが、三日目の午後は野母崎の東海岸(脇岬の北部)にいって、カヤックを使った藻場調査。今回は野母崎三和漁業組合に突然電話して、調査のことを知らせたので結構迷惑なことしちゃったと反省しています。でも、やはり沿岸から簡単に調査できない場所だったので、調査するチャンスを逃したくなかった。「多分藻場などはないよ」と組合長にいわれましたが、我々が今回調査した場所にはワカメが繁茂していました。少々のアカモクも見れたが、クロメやアラメなどは見当たりなかった。 ワカメ アカモクとフクロノリ 調査隊は6人。K村くん、かわばた先生と私はスノーケリング調査。隊長、N塚くんとT月くんはカヤックによる調査。N塚くにCastawayCTDをわたして、30点以上の場所の水温と塩分の垂直分布の観測を任せた。T月くんはスノーケリング組の補佐、隊長のカヤックにはカメラロガーをつけた。これで、約800mの海岸を調査したが、生産力の高い場所だという印象だった。 まずはスノーケリング組がカヤックの上で待機。 隊長は満足していました。 N塚くんはハンディーCTDの名人

長崎大学海洋環境科学情報発信シリーズ 「海と地球と人と」

来月5月16日(水)12:40~16:30に、長崎大学主催のセミナーを東京にある 日経ホール で行います。今回の基調講演は東京大学名誉教授 養老孟司 さんです。 長崎大学海洋環境科学情報発信シリーズ 「海と地球と人と」 いま考える東シナ海の未来  ~その知られざる魅力と忍び寄る環境危機~ 東シナ海は、日本にとって最も重要な海洋資源の供給場所の一つです。しかしその環境は大きく変動し、生物資源も急減しています。私たちがこの海域を、またその資源を持続的に利用するために、今こそ東シナ海の現状を見つめなおし、その将来を考えることが必要です。環境を保全し、生物多様性の維持を目指すためには、東シナ海の現状に対する沿岸国の共通の理解と改善に向けた取組みが必要不可欠であり、国境を超えた研究の推進と人材の育成が重要になります。それこそが、東シナ海の未来を、また海洋立国日本の未来を救う礎となるでしょう。 本講演会では、東シナ海の「魅力」と変動しつつあるこの海域の「環境」や「資源」の現状を広く伝えるとともに、海洋環境をどのように回復・保全するか、海洋生物資源を持続的に利用するには何が必要かを討議します。 申し込みリンクはこちら 。 セミナー資料 ・ スケジュール

流れ藻調査の最終日はしけてた

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流れ藻調査の最終日は結構ハードでした。海はしけてたので、T山くんやKのくんの姿はほとんどみかけなかった。T月くんやマスターの二人とN塚くん、もちろん隊長も甲板で観測と採取にはげんでいました。 でもやはり、鶴洋丸の船長、チョッサーなどの船員のおかげで最終日のしけた海でも採取と観測に成功した。

苓北町の藻場調査

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調査一日目の午後は、天草市苓北町の沿岸域にいって、九電の発電所の南側にある沿岸に多数なセンサーを設置しました。K村くんは藻場の一次生産力と環境要因の因果関係を解明するためにやっています。 流れも調査の合間に観測機器のフレームの組み立てや調査の準備をします。 フレームと測機はボートにのせて、藻場へ移動します。K村くん、かわばた先生と僕も一緒にいって、測機を藻場の中に設置します。この場所は鹿児島大学の寺田先生と一緒調査している地点なので、おととしから調査しています。ここは結構大きいな藻場が繁茂しています。 藻場の中に入れてるフレームには、光量子計や塩分計、水温計や流速計などつけています。一次生産力を見積もるためには、8コの酸素センサー(YSI ProOdo)もつけています。 このように、測機を一日目の午後から3日目の午前まで設置した。回収はうまくいったが、8コ中6コのロガーは起動していなかった。防水のはずのメーターは水没したかもしれない。センターにもどったら、業者に送って原因を調べてもらうことにした。たまに、このようなことがあるけど、今回は厳しい。4月23日からは七尾湾にいって、同じことするつもりだった。他のデータは無事にとれていて、のこりの2コの酸素メーターからも無事にデータをおろせた。 白いケーブルは酸素センサーのものです。手前にあるブルーのものは光量子計です。 流速計や波高計、クロロフィル計も見えています(フレームの中心)。 ここに酸素メーターと光量子をつけています。

海洋観測のあとは流れもの調査

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海洋観測のあと、ウナギネットをつかって、ながれも調査もした。 ウナギネット 隊長はナガレモにつくプランクトンや稚魚について、研究したいだそうです。流れもには、ブリの稚魚(モジャコ)やアジの子供がよくつきます。鶴洋丸のおかげで、何度も流れもの採取ができた。しかし、ながれもを探すのは大変。やはり、全員が頑張って、ずうと海面に浮くながれもを探していました。 かわばた先生も、隊長のために頑張った! このように、一日の午前中と二日目の午前・午後をすごしました。 ながれもを採取すると、稚魚を一生懸命さがしてサンプル瓶にいれる。 僕はどちらかというと、流れもに興味深々。2~3種の褐藻類が流れもの構成種だとおもいます。 アカモクです。 よくわからない。

流れ藻探し・海洋観測

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今回の調査は主に、5年一貫性の一年のH川くん(隊長)の流れも調査・海洋観測と私の研究室の院生、K村くん藻場調査だった。朝の9時に新長崎漁港から出向して、野母崎沖へ移動しながら、潮目をさがす。 新長崎漁港の入り口にある神楽島 ここでCTDやNorPacネットの作業開始。 まずは、流水計のカリブレーション。 隊長が納得したら、ネットをつけてプランクトンのサンプリングをします。かわべ研、かわばた研の学生やK村くんは隊長のために出動。 NorPacネットの準備、流水計をつけている ネットをおろして、プランクトンの採取をおこないます 潮目の中心と考えられるところには赤潮が発生していた。夜光虫でしょうか?ここにもネットをおろしたので、いつか隊長は同定してくれるでしょう。 隊長はサンプル瓶をかわばた研のT月に ピンク色のものが夜光虫?ネットの中はこんなようすでした。 ネット内のサンプル

明日から調査

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かわべ硏とかわばた硏との合同調査は明日からだ。有明海のながれもの生物組成を調べたり、海洋観測をしたり。今回もカヤックを使って沿岸の藻場調査をします。

基礎統計学講義2

基礎統計学 第2回講義の単語集 probability theory:確率論 set theory:集合論 deterministic process:決定論的プロセス stochastic process:確率論的プロセス uncertainty:不確実性 disorder:無秩序 event:事象 elementary event:根元事象 complex event:複素事象 outcome:結果 experiment:実験 sample space:標本空間 union:和集合 intersection:共通集合 complement:補集合 conditional probability:条件付き確率

調査の準備

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今年からは、自分の研究のうえに、ナガレモの調査にも参加します。これは、センターの河端先生と5年一貫性のH川くんと一緒にやる研究です。 来週の18日から22日は鶴洋丸にのって、天草沖や沿岸の調査。その次の23日から27日は金沢大学の長尾先生との七尾湾調査。忙しいね。 調査のために、イカダをつくってみました。河端研のT 山 月くんに手伝ってもらい、K村君はなかなかいいものを作ってくれました。

センター前の自販機が!

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No more Zero. 悲しい。

Got Tenure.

長崎大学にきて、ようやく4年2か月がたった。テニュアトラック助教として、数々のノルマを乗り越えてきた。ちなみに、合計11人のTT教員が上進した。みんなよく頑張った! 自分のことですが、センターの教職員や学生の理解や協力のおかげだとおもう。とくにT川さん、M井さん、S木さん、S村さん、とE崎の活躍と理解に感謝しているな。いつも書類の提出がおくれたり、しかもめちゃくちゃだったので。本当に面倒をかけたな(いまも面倒かけているけど…)。 しかし、なによりも鹿大の寺田准教授と鹿大の後輩たちに一番お世話になった。おかげで、論文4つも出せたし、私のフィールド調査にたくさん貢献してくれたし。Mahalo! みなさん本当にありがとうございました。 今年度からは准教授。 今年は運があがるかな。なかなかいいスタートしたので、科研もあたるのかな?どういうことかというと、研究室のK村君(今年からM1)は笹川の助成金を授与した。なんと、センターで笹川をとって学生としては最年少。これで、彼の調査費のことは心配しなくてもいい。本当によかった。 今後もよろしくおねがいします。