投稿

11月, 2013の投稿を表示しています

やっちゃいました〜

学生はいないな〜と思ったら今日は水産学部の推薦入試だった...
イメージ

伊王島

イメージ
大学の行事があって、昨日から、伊王島にいます。

2回目のクイズ

イメージ
10月上旬の講義に、Cumming et al. 2007. "Error bars in experimental biology." The Journal of Cell Biology 177 (1): 7-11 を宿題として配った。11月中に小テストをするからねと、言っていたので先週は約束どうり実施した。 結論からいうと、ほとんどの学生は標準誤差と標準偏差の違いにつて、理解しているようだが、論文の内容は思うほど理解していないようだ。 この論文は図に記述されている2群のデータの平均値とエラーバーをどのように解釈するのかについていろいろと書かれている。 とくに、Cummingらは次の7つのルール(論文は6番目のルールを2つに分けている)を述べている。 1) 必ずエラーバーに説明をつけること。 2) サンプル数や独立した実験の回数を記述すること。 3) ある実験の1つの代表的な値にはその実験のエラーバーをつけないこと。 4) 比較をしたい場合、できるだけ推計型のエラーバーを使うこと。つまり、標準誤差 (standard error) や信頼度区間 (confidence interval) など。 5) 20回繰り返した実験の19の平均値は95%信頼度区間内にはいること。(これはルールよりも、95%信頼度区間の定義だと思うが…) 6) 2群 (n=3) の平均値の間が標準誤差の4倍以上または、95%信頼度区間の1倍以上の距離で離れている場合、P < 0.05; n > 9 の場合はその距離が3倍の標準誤差と0.5倍の95%信頼度区間になる。 7) 群内の比較にはつかえない。 エラーバーについて、Cummingらは次の3つの概念が重要だと述べている。 1) n を確認する。 2)データは独立した実験から得られたのか。 3)エラーバーの種類も確認する。 もちろんこの論文は、独立した2群の比較だけにしか使えません。例えば、コントロールと1つの実験区を比べたい場合なら、OK。比較対象となる群がふえると、分散分析や一般化線形モデルなどを使わなければなりません。 ちなみに、小テストはどのようになったのか…1か月も勉強する時間があったから、前回のテスト平均値より高い点になるとおもっていたが、実際は 0