金曜日から東京にいって、 嶌田先生(御茶ノ水大学准教授) の研究室のために、藻類の光合成活動を測るための技術と基礎知識についてのゼミをしてきました。久しぶりに楽しいゼミができたな、と思った。学生はみんな熱心にゼミの内容を聞いてくれていて、最後には質問もいくつかがありました。 YSI社の光学式酸素メータの組み立て 嶌田研のImaging-PAMとジェッフ アナアアオサやウミヒルモなどの酸素生産を測ろう! この状態だと、アオサは30分の合間に150%DOに。 今回は光合成の効率を評価するためのImagingPAMの使い方と基礎知識の説明をしました。また、酸素生産を測るための酸素法の紹介もしました。 Imaging PAMは測機の名前であり、ドイツのWalz社が開発したものです。結構優れた測機ですが、膨大なデータがでるので、その処理と解釈が大変です。PAMはPulse Amplitude Modulatedの頭文字です。日本語ではパルス変調とよばれています。もっと詳細な話はここへ: 光合成の森 。 15~19時まで情報たくさんのゼミをしました。 参考資料リストです。Maxwell & Johnsonの論文はとくに読みやすいです。 Beer, S. (2000). Measuring rates of photosynthesis of two tropical seagrasses by pulse amplitude modulated (PAM) fluorometry . Aquatic Botany , 66, 69-76. Davoult , D. (2003). Laminaria saccharina photosynthesis measured in situ: photoinhibition and xanthophyll cycle during a tidal cycle. Marine Ecology, 247(1), 43-50. Ihnken , S., Eggert , A., & Beardall , J. (2010). Exposure times in rapid light curves affect photosynthetic pa...